Nature Cruise

アクセスカウンタ

zoom RSS 那須岳

  作成日時 : 2005/10/24 00:16   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 2 / コメント 0

画像
茶臼岳の紅葉が見たくて那須に向かった。

6時、峠の茶屋駐車場に到着。雨は降っていなかったが山に霧がかかり天気の先行きが気になる。
峰の茶屋への道を進むとほどなく視界が開け、右に朝日岳を見ながらなだらかな広い道が続く。30分ほどで峰の茶屋に到着。火山のせいか草木は少なく岩の多い荒涼とした風景だ。

主峰三山の内まず初めに朝日岳に向かう。緩やかな坂道を進むと、いまにも崩れ落ちそうな岩場が見えてくる。途中鎖場などもあり、実際の標高以上の険しさが味わえる。ちょっと急な坂道を登ると西の肩にでた。そこから朝日岳を往復して、次の三本槍岳をめざす。

熊見曽根を過ぎると急な階段の下りになり、そこから見下ろす清水平の湿原を横切る木路の風景が美しい。このあたり一帯は那須自然研究路で、ポイントとなるところには地図や草木の解説が書かれた案内板があり、広大な自然の公園といった感じだ。清水平から三本槍岳に向かう道は、視界もよく笹とハイマツの緑と赤い実をつけた潅木のコントラストがきれいだ、などと思っていると、あっという間に三本槍岳山頂に着いてしまい、ちょっと拍子抜けした。

三本槍岳は、槍というわりにはズングリしたなだらかな山で那須岳の最高峰にしては頼りない。山頂で一休みしていると、あとからサポーターパンツを履いたアイアンマンのような男が駆け上って来た。山頂をちょっとウロウロした後、パンをひとかじりしたかと思うと、あっという間に大峠の方向に走り去っていった。

私は来た道を戻り、三本槍岳をカメラに収めようと思い、いいアングルはないかと探していると、突然山に雲がかかり、あっという間に辺りは霧に包まれてしまった。山の天気は変わりやすいのでそのうちまた霧が晴れるだろうと思ったが、結局その日は最後まで天気が回復することはなかった。

峰の茶屋まで戻り、最後の茶臼岳をめざすのだが、そこから山頂を往復するのでは面白くないし、本日の目玉であるひょうたん池から臨む紅葉の茶臼岳の絵が見たかったので、三斗小屋温泉方面に一旦下ることにした。急な道を一気にくだり、避難小屋に出る。その後もダラダラとした下り道で、
茶臼岳も森林に隠れ見えなくなり、こんなに下ったら登りがきついなあと、不安になる。このあたりはしばらく道案内もなくいよいよ不安になってきた、その時勢いよく駆け上っていく男とすれ違った。アイアンマンだ。さきほど三本槍岳で見かけたあの男だ。おそらく大峠から三斗小屋温泉を経て峰の茶屋に向かう途中なのだろう。恐るべし。

ほどなく案内板が現れ、沼原方面に左折し、ひょうたん池へと向かった。姥ヶ平のちょっと手前にひょうたん池への案内板があり、山道をそれて200mほど木路を進むと池に突き当たる。紅葉のピークには1週間ほど遅かった感はあるが、それでもそこから見る紅葉に抱かれた茶臼岳山麓はきれいだ。山頂付近が雲に包まれ茶臼岳の全貌を臨むことができないのが残念だ。
池にせり出した木板に腰掛けて、昼食をとりながらしばし紅葉とご歓談。

観光地っぽい姥ヶ平を経て、牛ヶ首の急な坂道を上るうちに雨も降り出しだんだん歩くのがきつくなってきた。牛ヶ首からロープウェイ駅のほうに周り、茶臼岳山頂へと向かう頃には、いよいよ雨も強くなり、視界も悪くなってきた。雨の山道を登っていると、昨年の富士登山を思い出す。夜中ずっと降り続く強い風雨の中をひたすら5時間登り続けたのだ。それを思うと30分程度で頂上に着くのだからたいしたことはない。茶臼岳山頂は当然真っ白で何も見えない。雨が降って体は冷えているのに、無限地獄から吹き出している噴煙のせいか足元が生温かいのが不気味だ。

山頂をあとにし、三度峰の茶屋を通り、今ごろどこをひた走っているのだろうとアイアンマンに思いをはせながら下山した。


那須岳は、火山の故か、2000m足らずの山にしては、険しい山肌を見せ、白馬の天狗原を彷彿させる清水平の湿原あり、立山のみくりが池を彷彿させるひょうたん池から臨む茶臼岳ありと、アルペンルートの醍醐味をコンパクトに凝縮した、さすが百名山のひとつだと感心した。


2005年10月22日(土) くもり後雨
<コース>
峠の茶屋[1462m]〜峰の茶屋(30分)〜朝日岳(40分)〜清水平〜三本槍岳[1917m](45分)
〜峰の茶屋(90分)〜沼原分岐(30分)〜ひょうたん池(50分)〜姥ヶ平〜牛ヶ首(30分)〜
茶臼岳(45分)〜峰の茶屋〜峠の茶屋(50分)
<高低差>
455m
<歩行時間>
6時間50分

追記
帰り道、那須湯本温泉の源泉である「鹿の湯」に立ち寄った。温度ごとに風呂が分かれている。
昔ながらの雰囲気の温泉だが、人気があり大勢の人で混雑しており、文字通りカラスの行水状態
であった。

「なんちゃって百名山」 那須岳へ


深田久弥の日本百名山 3深田久弥の日本百名山 3
深田久弥の日本百名山 3 [DVD]

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

トラックバック(2件)

タイトル (本文) ブログ名/日時
玲奈
ブログ読ませてもらいました^^足跡残しときます^^ ...続きを見る
☆玲奈ちんのお馬鹿日記w☆
2005/10/24 02:16
2005年クルージング履歴
2005/6/18 曇  丹沢(蛭ヶ岳) <コース>上青根〜八丁坂ノ頭〜姫次〜蛭ヶ岳(3時間)〜姫次〜八丁坂ノ頭〜上青根(2時間30分) <標高>1672m  <歩行高低差>1050m <歩行時間>5時間30分 http://hyakumeizan.seesaa.net/article/10242549.html ...続きを見る
Nature Cruise
2006/01/01 14:05

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
那須岳 Nature Cruise/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる