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zoom RSS 奥白根山(日光白根山) シラネアオイ

<<   作成日時 : 2006/07/02 16:09   >>

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シラネアオイ絶滅の危惧

シラネアオイは、本州中部地方以北の山地帯や北海道に自生する多年草で、特にに日光白根山の周辺一面に咲いていたことからその名がつけられました。弥陀が池の北西にある座禅山の斜面は,かつてはシラネアオイの群生地でしたが、1993〜1994年頃までに殆ど姿を消してしまいました。

初めにシラネアオイの危機が叫ばれたのは、盗掘によるものでしたが、それに増えすぎたシカによる食害が追い討ちをかけ、その数が激減したと言われています。群馬県のレッドデータブックの準絶滅危惧種に指定されています。

そもそもシカが増えたのも,もとを辿れば,人間の勝手な森林伐採により食料となる草が一時的に増えたためとも言われていますから、これも人災ということになります。自然体系のバランスが一度崩れると、派生して別の問題を引き起こすといういい例かもしれません。

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シラネアオイ復元活動

1996年頃から県や村、地元の高校の協力によりシラネアオイの保護、復元作業が開始され、
2000年12月には「シラネアオイを守る会」が発足し、群馬県立尾瀬高等学校と群馬県利根郡片品村、日本製紙が中心となり、シラネアオイの種の採取・育苗・植栽のほか、保護柵の設置、生長調査や山の清掃などの活動が行われています。
しかし、一度崩れた自然体系を取り戻すのには長い年月がかかり、容易なことではないようです。

それまでは、種をまいて復元を図っていましたが、県林業センターでは、2001年からシラネアオイの増殖法に関する試験研究に取り組み、バイオテクノロジーによる増殖を試みたところ、葉片から幼植物体を得ることができるようになり、2005年には増殖した苗100株を自生地である白根山の電気柵内に移植しました。今後のシラネアオイの復元に期待が寄せられています。

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電気柵は、弥陀が池の北西にある座禅山の斜面(木道のすぐ脇)に取りつけられていました。また、五色沼の北側(五色山斜面)にも電気柵が設置されていましたが、こちらにはシラネアオイを確認することは出来ませんでした。

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菅沼茶屋から1時間30分ほどで弥陀ヶ池に到着します。池に出てすぐ右の斜面にシラネアオイが数多く見られました。(数多くといっても数えられるほどでしたが・・・。)(2006.6.29撮影)

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(2006.6.29撮影 弥陀ヶ池)


2006/6/29(木)
<天  候>晴時々曇
<行  程>菅沼茶屋〜弥陀ヶ池(80分)〜奥白根山山頂[2578m](60分)〜五色沼避難小屋(30分)〜五色沼(10分)〜弥陀ヶ池(30分)〜菅沼茶屋(45分)
<高低差> 約858m
<歩行時間>4時間15分
奥白根山の山行記録はこちらに投稿しています。
「なんちゃって百名山」 奥白根山


シカの食害から日光の森を守れるか―野生動物との共生を考える
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